アラ還 ハローワークで紹介された求人に応募してみる
こんにちは、ぺちゃこです。
前回はハローワークで色々と助けてもらいながら、失業保険の手続きと就職相談をした話でした。今日の話はアラ還が転職活動をしようとすると実際どのような様子だったのかを書いていこうと思います。
☆目次☆
試しに今までの経歴を踏まえた仕事に応募してみる
今までの私は経歴には拘らずに違う業界への転職をして働いてきたのですが、まずは経歴(自分がやってきた仕事)を踏まえて同業種に応募してみました。それはアラ還となった今、経歴に拘ると世間の反応はどのようなものなのか知りたかったからです。アラ還の実態の確認です。
商社の場合⇒貿易事務
外資系商社で海外営業をやっていたので、貿易事務は分かります。
私が携わっていたのは中近東・北アフリカ諸国だったのですが、これらの国々との貿易には様々なレギュレーションがあり、査証の手続きも煩雑でしたので「中東なんかとの貿易の経験があれば、他の国のはずっと楽だよ」と言われたものです。そして貿易での共通語・英語での電話やコレポンも問題はありません。PCの操作も問題ありません。
で、貿易事務の求人に応募してみたところ…
担:じゃぁ、貿易事務は大丈夫ですね。
私:はい。大丈夫です。
担:うちはコレポンや国際電話なんかも受けてもらわないといけないんだけど。
私:そうですか。問題はございません。
担:英語は問題なしなんですね。資格はありますか。
私:英検は準1級。TOEICは900点です。(履歴書見ろや)
担:凄いですね。
私:いえ。(別に凄くなんかないし)
担:弊社の女性社員はですねー、みんな20代なんですよ…
私:左様でございますか。(けっ…年か)
結果は勿論不採用です。
年齢制限は無しと求人票にはあったものの、実際は年齢で落とすというパターンですね。え?ずっと20代の女性社員で循環させているの?そこは驚きでした。
カフェの場合⇒調理・ホール
料理好きなのも手伝って、飲食店で調理もやってきたし、ホールの経験もあります。
ここでも「うちは20~30代ばかりだから…」と不採用でした。
番外編⇒事務
全く未経験の業界の事務の求人にも応募してみました。
とても良い感じのところだったので、もし採用されたら前向きに考えても良いかもしれないと思いながら面接を受けました。やはりお断り
そこはパートの求人でしたがフルタイムで働ける状態にあることを伝えると、面接をしてくださった方2名は喜んでくださいました。具体的に勤務開始はいつから可能かとか、仕事の内容も細かくお話してくださって、帰り際には「〇〇さんは、ここに合っていると思う。楽しみにしています」とのお言葉もいただいたのですが、結果は不採用。担当の方からの電話によると「本社からフルタイムで採用すると経費がかかる(健康保険や厚生年金など)。フルタイムではなくて、扶養範囲内のパートを2名採用しろ」だったそうです。「期待をさせて本当に申し訳なかった。自分達もまさか本社からそのような反応があるとは予期していなかった」と詫びておられました。
年齢や何ができるかできないかだけではなく、そんな会社の事情も不採用の理由となりえることもあるのだと学びました。
感想
応募する前から最初の2社は、自分でもたぶん不採用だろうと思っていました。
負け惜しみでも何でもなく、落胆は全くしませんでした。何故なら、年齢を重ねた人間が職を得ようとした時に直面する現実を、まず体験すること。あとは自分が是非やってみたいと思える求人を見つけた場合に必要以上に緊張しないよう、面接に慣れるのが目的だったからです。
重ねた年齢すらも武器となる仕事を探す
数社に応募してみたことにより、やはり経歴に拘ると良くないだろうと確信しました。経歴ではなく、長年の経験によって培った能力が武器になるような仕事を視点を変えて探そう、改めてそう思いました。
以上のような体験を踏まえて、
私の転職活動は本格的に動き出すのです。
画像はチャプチエです。
ではではー!
アラ還 転職活動の初めの一歩はハローワークから
こんにちは、ぺちゃこです。
社会人歴35年オーバーな私が、今回の転職活動で初めてハローワークを活用したお話をしていこうと思います。
まず、世間に数ある公共機関として、ハローワークは「神対応」をしてくれる所だと感激しました。色々なご意見はあろうかと思いますが、少なくても私の印象は「神対応」でした。
☆目次☆
今までハローワークを利用しなかった理由
現在にいたるまで、数回の転職をしております。しかしハローワークを利用したことはありませんでした。理由は「必要なかったから」です。では、何故必要がなかったのかと言うと
・前職の人間関係で退職するつもりだと告げたら次の職場を紹介された
・退職直後に「こんな求人があるんだ」と、試しに応募したら採用された
・同じく退職直後に知人から「家にいるなら行ってあげて」と紹介された
このような感じだったので、ハローワークへ行く必要がなかったのです。
何故、今回はハローワークを利用しようと思ったのか
それは今回が私にとって最後の転職ととらえて、じっくり自分を見つめる時間を持とうと考えたからです。場合によっては転職先が決まるまで、期間を要する可能性もあるので、初めて頭に「失業保険」の四文字が浮かんだのです。更にハローワークを介した就職活動も未体験だったので関心がありました。それでハローワークへ行ってみることにしたのです。
いざハローワークへ。失業保険の手続き
事前にHPで手続きの内容や手順を調べはしたものの、やはり直接行って話してみようと思い立ち、最寄りのハローワークは赴きました。
とりあえず受付で、離職したので失業保険の手続きをしたいこと。同時に就職活動を始めたいことを伝えると、ファイルを渡され該当部署を案内してもらったのですが、そこから神ストーリーが始まりました。
「こんなに親切な役所ってある?」
「ハローワークって他のお役所よりも優しい対応をしてくれるよ」と友人から聞いてはいたのですが、若干その言葉を信じ切れていなかったのです。大変申し訳ないことですね。
失業保険の手続きでは、まずヒヤリングがありました。退職の日付・理由などです。これはどのような形での失業保険の支給になるかにかかわることなので、大変重要なことなのです。これらの話をじっくりと聞き出そうとしてくれる姿勢に安心感を覚え、これならばハローワークへ足を運ぶことが億劫にならなくてすむと思いました。
そしてヒヤリングをしていくうちに私のケースで問題になったのは、前職場からの離職票の発行が遅れていたことです。
ある程度の大きさの会社の場合には退職後、速やかに送られてくるものです。しかしながら私の前職の会社は大変小さく、むしろ法人化していることに驚いたような会社だったので、離職票はいつになるかと尋ねたところ、退職者の離職票もリクエストがなければ発行しない。何なら自分でハローワークへ行ってフォームをもらってきて欲しい、とのことでした。正直「マジか…」と。前職場の残念な対応には驚愕です。
釈然としないままにフォームをもらうためにハローワークへ再度行き、その経緯を話すと前職場のそんな様子から、フォームを先方に渡してもおそらく発行まで日数がかかることが予想されるので、長く待つようならハローワークへ連絡をするように。その場合は私を挟まずに、ハローワークが直接前職場へ早く離職票を発行するように働きかけてくれるとのことでした。
また、基本的に失業保険の手続きは離職票がないとできないものではあるが、手続きができない期間の分、失業保険の給付も遅れてまうので、今回のような事情がある場合には失業保険の「仮申請」をしましょうと提案してもらいました。後日離職票が手元に届きしだい提出する必要は勿論ありますが、仮申請をすることで失業保険の給付を必要以上に遅らせないで済むようです。
お役所の窓口と言うのは聞かれたことにしか答えないと思っていたので、まさか提案をしてくれるとは驚きでした。
失業保険の手続き後は職業相談へ
初めてハローワークへ行った日に親切にしてもらって本当にありがたいわぁ~。と感激した後は流れるように就職相談のコーナーへ移動。そこではまずPCを借りて履歴書のようなものを登録します(念のため履歴書を持ってきて良かったです)。必要事項をサクサクと入力して、その後は希望する職種・勤務形態などを更に入力。必要事項を全て入力し終わったら、求人票をPCで検索をして、関心がある求人があれば紹介いただくと言う段取りです。
何せ久しぶりの転職活動ですので、様子伺いの意味で某企業(2企業)を紹介いただき応募してみました。
ハローワークは働く人の味方
ハローワークへ行ってみて、友人が言っていたことは本当だったと感じています。
お役所の窓口担当の方の今までの印象は「不愛想で感じ悪い」だったので、行くたびに心の中で軽く舌打ちでした。「民間企業でそんな態度をとったら一発退場だからな。こっちだって来たくて来てるんじゃないわ!」と、これまた心の中で悪態をつきながら帰途に就くのが常でしたので、受付から始まり失業保険の担当の方も、職業相談担当の方も話を親身になって聞いてくださりました。アドバイスだったり提案も親切にしていただいたので、これからも何か困ったら相談しようと思えました。
以上がハローワークでの話なのですが、次回は実際に応募してみた感想と結果をお話したいと思います。
画像はジャーマンポテトです。
ではではー!
アラ還 たぶん私的に最後の転職活動をするにあたって考えたこと
こんにちは。ぺちゃこです。
今回から何回かにわたって、私の転職活動について書いていこうと思います。
この夏、これまで勤務していた職場を辞めました。
辞めて家にいるつもりはなく、これからも働き続けるつもりです。
しかし私はアラ還。これが最後の転職になるのではないかと思います。できれば健康である限り長く働ける仕事に就きたいと、社会人歴35年オーバーながら初めてのハローワーク通いを経験しました。つまり失業保険をもらいながら、じっくりと考えようと思ったのです。
☆目次☆
これまでの経歴
外資系商社 (秘書)
生命保険会社 (営業職員)
英会話スクール (講師)
飲食店 (接客)
などの仕事に就いてきました。一見、全く関係のない業界から業界へ進んできたように見えますね。
改めて経歴から、自分が仕事に求めてきたものや共通点を振り返る
どの仕事に就く時にも頭にあったのは「どんな仕事にも大変な部分があるが、その大変な部分を私は受け入れられるかどうか。受け入れられるのならば、これも縁だと思って飛び込む。そして、その仕事を楽しんで一生懸命やる」の一点でした。だから誘われたり、好奇心からチャレンジしたりしながら、違う業界へ飛び込むことができたのです。
今回も全く同じことを考えてはいましたが、違う点は「アラ還となった今、これが最後の転職と捉えて、今までの経験して培ってきたことを総動員して臨める仕事に就く」と強く思ったことです。
では、私が仕事に求めてきたことは何かと考えて出てきた答えは「必要とされる人材であり続けること」です。…シンプルすぎる…当たり前すぎる… しかし結局はこれに集約されると思うのです。私が辞めても会社が潰れることはないし、他の誰かが代わって私の穴は必ず埋めてくれることは承知し上で、今、この時に必要とされることを望んで働き続けてきたのだと思います。
次に私が就いてきた仕事に共通点はないのか、についてです。
結論として共通点はありました。いつでも仕事の真ん中に「人」がいて、「人」とかかわる仕事だったのです。結局はヒューマンスキルを磨く仕事をひたすらにやってきたと分かりました。
そこに今まで一回も着目してこなかった私ってぼんやりしている、とも見えますね。しかし全てはそこにあると分かったことで、次にとるべきアクションが見えてきたのです。
だから…
今までの経歴・経験には拘らなーい!
だけど人相手の仕事であることには拘る!
ここをポイントに活動をいたしました。
次回はどんな段取りで転職活動をしていったのかを書いていきたいと思います。
画像は麻婆茄子です。
ではではー!
作り置きにもピッタリな、野菜たっぷり鮭の南蛮漬け
しばらく前に頂いて冷凍してあった鮭を使って南蛮漬けをつくりました。
大好きな玉ねぎをたっぷり入れてカサも増え、これで2~3日は食べられます(笑)
メインの食材は揚げたり揚げなかったり、作り方はさまざまですが、私は揚げるバージョンで作りました。
では、ご紹介します。
1.まずは南蛮漬けのたれ作り
南蛮漬けは揚げた食材をどんどんたれの中に、揚がったそばから入れていくのが大切です。なので、まずはたれ作りからスタートです。
さっぱりめの味が好きなので、だし汁を用意します。そこへ酢(結構多め)としょう油・みりん・酒・砂糖を入れて火にかけるのですが、こうすることで、みりんのアルコール分を飛ばし、更に酢のツンとした角が取れます。
できあがったたれの中に鷹の爪を輪切りにしたものを入れます。種は省いていますが、画像を見ると少し入ってしまっていますね。しかしピリ辛好きなので構わず入れておきます。
2.野菜を用意する
漬けこむ野菜は別に何でも構わないと思いますが、必ず入れたいのは玉ねぎ。玉ねぎ(中2個。多いですよね)は薄切りにし、水に放しておきます。にんじん(1/2本)・ピーマン(小4個)は細切りにし、それぞれレンチンをして加熱してあります。
3.鮭を揚げる
肝心の写メするのをすっかり忘れてしまいました(;´▽`A``
鮭は一口大に切り、軽く小麦粉をまぶして揚げ焼きにします。その際、私は鮭をビニールの袋の中に入れ、小麦粉をスプーン2杯分くらい入れてバサバサと粉をビニール復路の中でまぶしていきます。そして揚がったそばから、ドンドンたれが入ったボウルに入れていきましょう。
先に用意した水切りした玉ねぎ・にんじん・ピーマンをボウルに入れていきます。
今回仕上げに紫蘇の実を入れました。
粗熱が取れたらタッパーに移します。この後時々上下を返すように混ぜます。
まだまだフレッシュな様子ですが、そのうち落ち着いてきます。
盛り付け(あ、玉ねぎが…)
調味料の分量は敢えて書いていませんが、それは作る人が感じる「おいしいバランス」は人それぞれだと考えているからです。
4.調味料の分量が書いてなくて、ちょっと不安な方へ
・酢は多めがオススメ
・南蛮漬けのたれは煮詰めるものではないので、味見をしながら調整しましょう
・基本的に塩辛くなければ、そこそこおいしくできると思います
冷蔵庫で保存する場合、4日は普通にいけると思います。
少ない材料で調理時間も長くはないメニューなので、試して頂けたら嬉しいです。
意外においしく作るのが難しいペペロンチーノを、大満足に仕上げるコツ
ペペロンチーノ、おいしいですよね。材料は少なくて済むし、
必要な調理器具も少ないので、片付けも簡単です。
しかし一方で、簡単がゆえに満足がいく仕上がりにもっていくのが難しい一品だとも言えると思います。
なので、簡単なはずなのに意外においしく作るのが難しいペペロンチーノを、大満足に仕上げるコツをご紹介します。
1.どんな時にペペロンチーノを作ろうと思い立つのか
・ペペロンチーノが大好きだから食べたい!
そうでしょう。そうでしょう。素晴らしい動機です。
しかし、こんな動機の方はいらっしゃいませんか?
(私の動機は圧倒的にこちら)
・何か作るのが究極に面倒くさい
・簡単にしたい割に、高めの満足度が欲しい
・材料があまりない
・材料はあるが、それには他に使用目的がある
・作り置きなどのおかずはある程度あるが、ご飯がない
私の場合、そんな時に登場するのがペペロンチーノとなります。
2.少ない材料で作れるにもかかわらず、意外に高いハードルとは
・にんにくの炒め具合
オイルに香りが移ればOKなのに炒めすぎてしまうと、「香ばしい」より
「苦い」が先行しまいます。
これを回避するため、私はパスタを茹で始めてから、にんにくに火を入れ開始です。
そして、にんにくが茶色く色づく手前で火を止めて、パスタの茹で汁を入れます。
この茹で汁は、茹で始めの頃のものではなく、かなり後半のものが望ましいです。
(2人前なら、50~60㎖が目安)ちなみに、この時に使うのは普通のサラダ油です。
・パスタの茹で加減
今更感がありますが、茹で加減はとても大切ですよね。スパゲティならば、袋に表示されている茹で時間よりもマイナス2分くらい早く上げてしまうのが良いかと思います。フライパンの中のソースと合わせている間に更に加熱され、ソースを含んでいくので、これくらいで大丈夫なはずです。
・ソースの乳化問題
これがペペロンチーノを作る際の「肝」と言い切っても良いくらいに大切なポイントです。
「にんにくの炒め具合」のところで、茹でているパスタの後半の茹で汁を入れると書きました。この後半茹で汁を使うのが大切で、これにより、混ざらないオイルvs水ではなく、白濁したソースができるのです。
フライパンに茹で汁を入れたらと加熱しつつとにかく混ぜて、少しとろみがある白濁したソースになったら成功です。
そこに茹であがったパスタを入れたら、汁気がほぼなくなるまで混ぜ。
3.まずい訳ではないけれど、今イチ物足りない
にんにく・唐辛子・パスタの茹で汁の塩分がメインの王道ペペロンチーノですが、何か今イチ物足りなことはありませんか?私が考える家庭料理は、本格的よりも満足できる味の方が大切なので、本格的(王道)を目指す方から見たら「邪道」で全然かまいません。邪道上等です。
「白だし」と「アンチョビソース」をソースに入れます。ただし注意点が一つ。それは「旨味」をつけるのが目的で、塩味をつけるのではないということ。なので入れる量はあくまでも控えめが鉄則です。
ここまで読み進めてくださった方はお気づきかと思いますが、唐辛子について、ここまで何も書いていません。
私、唐辛子(辛味)はべつ添えにしているのです。それがこれ☟
鷹の爪を刻んでEXバージンオリーブオイルに漬けたものを、常備しており、パスタを盛り付けた後にたらり。EXバージンオリーブオイルは加熱すると風味が損なわれてしまうので、このようにしています。焦がす心配はないし、色々と便利なものです。
私的基本のペペロンチーノが上手く作れれば、アレンジの幅も広がりますよね。
例えばこんな感じです。
大葉とシラスのペペロンチーノ
ツナとズッキーニとトマトのペペロンチーノ(唐辛子オイルをかける前)
ちなみに、冒頭の画像のペペロンチーノは、紫蘇の実入りです。
いくつかのコツを押さえれば、家に常備してあるような材料でおいしく作れますので、お試しください。
初めてのブログで、何だかとりとめない記事になっていますが、それでも最後まで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます。